もっとも身近なアッパー系アイテム!?
皆さん、こんにちは。JISAです。
コーヒーって色が黒いから、何となくイメージとして、
健康に良くないような印象を抱かれがち…。
でも実際はその真逆で、健康上のメリットは数多くあるようです。
本日のテーマは、
コーヒーに豊富に含まれるカフェインです(healthline参考)。
カフェインとは?
カフェインは、コーヒーやお茶、
カカオなどの植物に含まれる、刺激性の天然成分。
脳や中枢神経に働きかけて、
メンタルを機敏にしたり、疲労を感じにくくします。
もっとも身近なアッパー系アイテムと言えるでしょう。
夜、コーヒーを飲むと眠れない、ということがあります。
これは、朝、目覚ましにコーヒーを飲むことの裏返しで、
カフェインには、比較的強い覚醒作用があります。
カフェインの働きとは?
カフェインは摂取すると、
すぐに吸収されて、血流に取り込まれます。
肝臓で分解されて、さまざまな臓器の機能に作用しますが、
その作用の中で、最もインパクトが大きいのは、脳に対してです。
カフェインは、
アデノシンと呼ばれる分子の働きをブロックします。
アデノシンは、エネルギー源であるアデノシン三リン酸(ATP)という物質の代謝産物。
エネルギーが代謝されて(燃えて)発生する燃えカスみたいなもので、
この燃えカスが少しずつ脳内に溜まっていくと、
疲れと眠気が生じるようになります。
しかしカフェインを摂ると、
これがアデノシンの受容体に結合して、
その働きをブロックするので、疲れと眠気を感じにくくなります。
またカフェインには、血中のアドレナリンや、脳内のドーパミン、
ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)のレベルを高める作用もあります。
カフェインは、このような作用が相乗的に合わさって脳を刺激しながら、
意識の覚醒、注意力の向上などをサポートします。
もう一つ、カフェインの即効性にも触れなければなりません。
コーヒーをカップ1杯飲めば、わずか20分で血中に到達、
1時間後には最大の作用を発揮するとされています。
バイタルミーカフェイン200mg
カフェインは気分と脳機能をケアする!
カフェインには、
アデノシンという分子の働きのブロック作用があることを述べました。
この作用により、ドーパミンやノルエピネフリンなどの分子も増加します。
ドーパミンもノルエピネフリンも、
やる気や動機付け、興奮、意欲、覚醒、記憶に関与し、
集中力を高める神経伝達物質です。
であれば、気分や脳機能への作用も期待できますね。
実際、37.5-450mgのカフェインを摂取した被験者は、
注意力や短期記憶、反応性などが改善したとする研究結果があります。
また1日当たり2‐3杯のコーヒーを飲むことで、
自殺のリスクが45%減少したという研究結果も!
カフェインは、やる気、意欲を高めることで、
うつをケアする一定の作用もあるようですね。
そして、アルツハイマー病やパーキンソン病など脳の病気に対しても、
1日当たり3-5杯のコーヒーが、そのリスクを28-60%下げたという報告もあります。
しかしながら、
カフェインは多ければ多いほど効果的というわけでもないようです。
2杯目のコーヒーが効用を発揮するのは、
1杯目のコーヒー摂取後少なくとも8時間の間隔を置く必要があるとのこと。
カフェインパワー
カフェインは代謝を高め、減量をサポートする!
カフェインには中枢系を刺激する作用のあることから、
代謝を高めて脂肪燃焼も加速させる働きが期待できます。
実際、1日当たり300mgのカフェインを摂取することで、
1日当たり79カロリー分の消費が増えたという研究結果もあります。
79カロリーは少ないように見えますが、毎日の蓄積を考えれば、
ダイエットへの寄与度は大きいとも言えるかもしれません。
カフェイン製剤
カフェインは運動能力を高める!
カフェインは、脂肪を燃料として使う働きを高めるので、
運動時のパフォーマンスアップにも有用です。
カフェインはまた、筋肉に保存されているグルコース(糖)が
長続きするように作用するので、筋肉が疲弊するまでの時間を延ばすことができます。
筋収縮を円滑にする作用もあり、つまり、疲れにくくなるというわけです。
持久系の運動の1時間前に、体重1kg当たり5mgのカフェインを摂ると、
パフォーマンスが最大5%向上したという報告があります。
高強度なワークアウト、レジスタンス(抵抗)トレーニングにおいても、
同様の効果が見られています。
カフェインのもつ、身体を疲れにくくする作用は、
最大5.6%アップにも及ぶので、コーヒーを飲んで運動に臨めば、
ラクに動ける時間がいつもより長くなるかもしれません。
(BioTechUSA)カフェイン+タウリン
カフェインは心臓病やⅡ型糖尿病のリスクを軽減する!
カフェインは心臓に良くないなんていう噂もあるようですが、
そんなことはありません。
1日当たり1-4杯のコーヒーを飲んでいる男女は、
心臓病リスクが16-18%低下したとする結果が出ています。
また別の研究では、1日当たり2-4杯のコーヒーまたは緑茶を飲むと、
脳卒中のリスクが14-20%低下したそうです。
カフェインは糖尿病ケアにも有用な可能性が高く、
コーヒーをよく飲む人は、Ⅱ型糖尿病を発症するリスクが、
そうでない人に比し29%も低かったそうです。
興味深いことは、カフェイン抜きのコーヒーを飲んでも、
糖尿病リスクが21%も下がったことでした。
つまりコーヒーには、カフェイン以外にも、
糖尿病リスクを下げる成分が含まれていることが示唆されています。
カフェイン
カフェインのもつ、その他の健康上のメリット
その他、コーヒー(カフェイン)のもつ健康上のメリットをざっと見ておきましょう。
・ 肝臓保護
・ 長寿への寄与
・ がんリスク軽減
・ 皮膚の保護
・ 多発性硬化症(MS)リスク軽減
・ 痛風リスク軽減
・ 腸の健康サポート
以上のようなメリットが上げられていますが、
コーヒーにはカフェイン以外の成分も含まれているので、その効用も否定できません。
アドバンスド カフェイン
カフェインの安全性および副作用
カフェイン摂取は一般に安全性が高いと考えられています。
しかし「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですので、過剰摂取は禁物です。
注意しなければならないのは、カフェインの中毒性、
人によってはカフェインに過敏反応を示す遺伝子をもつ方もいることです。
カフェインの摂り過ぎでよくある副作用は、
不安やイライラ、ふるえ、不整脈、不眠、頭痛、偏頭痛、高血圧などです。
尚、妊婦の方や、筋弛緩剤や抗うつ剤を服用中の方はカフェイン摂取を
控えた方がいいでしょう。
さいごに
カフェイン(コーヒー)は、かつて信じられていたほど不健康なものではありません。
上に述べたように、事実はその逆で、健康上のメリットはたくさんあります。
ただし過剰摂取は絶対に禁物。1日当たり最大でも400mgほど、
コーヒーカップにすれば、2-4杯程度をキープするようにしてください。
以上、JISAより、「カフェインのすすめ」でした!
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