梅雨でも紫外線には要注意?!
温かくなってきたし日差しも強くなってきたら、日焼け止めを塗ろう…
なんて、なんとなーくの感覚で日焼け止めを塗っていませんか?
紫外線がどんなものなのか?日焼け止めにはどういったものがあるのか?
知ったうえで日焼け止めを使用すると、UVケアの仕方も変わってくるかもしれません。
ということで、今回は紫外線と日焼け止めに関してちょこっとだけ調べてみました。
紫外線とは
太陽光線には、人の目で見える波長の可視光線のほか、目には見えない赤外線や、紫外線があります。紫外線は最も波長が短く、領域と性質によってA・B・Cに分けられています。
UV-A 315~400nm | 太陽光線由来のもののうち5.6%が大気を通過 BやCに比べると影響は小さいが、長時間浴びると健康への影響懸念されている |
UV-B 280~315nm | 太陽光線由来のもののうち0.5%が大気を通過 皮膚や目に有害で日焼けを起こし、皮膚がんの原因となることも |
UV-C 200~280nm | 大気層で吸収されるため、地表には到達しない |
UV-Aは、皮膚の真皮層に作用しタンパク質を変性させ、弾力が失われるため老化に繋がります。そして、皮膚の色素が沈着し黒くなる日焼けを引き起こします。UV-Bは肌の色素細胞に影響を与え、メラニン生成を促進させる日焼けをし、皮膚が赤くなり痛みもともないます。メラニンが増えるという事は、シミやそばかすの原因となってしまうのです。ということで、肌の老化やシミそばかすの発生を防ぐには、日焼け対策が重要になります。
季節や時間、天気などによって紫外線は大きく変わる?
日本の季節では、6~8月頃が最も強いと言われています。6月は梅雨の時期で、ジメッとした空気の地域も多いですが、気象庁の観測データでは7・8月の次に紫外線量が強く降り注ぐのだとか。曇りがちでそこまで熱くなく、陽射しも強くないから気を抜きがちです。実際のところ、晴れを100%とした場合、曇りでは30~90%、雨では30%の紫外線が届くと言われています。そのため梅雨でもUVケアはしっかりしておきたいところ。
1日の中だと、紫外線は正午ごろが当然強くなります。また、標高の低い場所より高い場所のほうが空気が薄い為、より紫外線を浴びやすい(高度+1000mで+10~12%)と言われています。時間帯や場所によっても、紫外線の強さは変わって来ます。日中のお出かけや、山間部に行く場合は、日焼けをしないよう対策をしていきましょう。
日焼け止めに記載されている数値について
紫外線を防ぐために使用されている日焼け止めには、SPF(Sun Protection Factor)とPA(Protection grade of UVA)で効果の記載があります。日焼け止めを選ぶ際に、参考にしてください。
SPF | UV-Bを防ぐ指標で、何も塗布していない時よりどれくらい紫外線を防ぐことができるかの目安です。数値が高いほどUV-B防止の効果があります。 |
PA | UV-A防止の指標で、4段階(PA+~PA++++)に分けて効果の程度が区分されています。「+」の数が多いほど効果は高くなります。 |
2つの紫外線防止剤
通常、日焼け止めに配合されているのは紫外線防止剤です。これには大きく分けると紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類があり、そのどちらかが配合されていることが多いようです。
紫外線散乱剤
物理的に紫外線を反射してはね返します。塗布すると肌が少し白くなるものが多いです。
成分 例:
酸化亜鉛、酸化チタン
紫外線吸収剤
紫外線を吸収して熱エネルギーに変えて放出します。特異的な吸収波長(UVB吸収剤、UVA吸収剤)があります。塗布しても白くなりにくいですが、まれにかぶれなどの刺激を感じる場合があります。
成分 例:
メトキシケイヒ酸オクチル(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)、ジメチルPABAオクチル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
いつどこでどのように使用する?
環境省が出している紫外線環境保健マニュアルでは、戸外に出る前に塗布するよう書かれています。が、日焼け止めが肌になじむまで30分程度かかるといわれているため、外出30分前には塗っておくほうがいいようです。
・塗る量について
顔 1円玉より大きめサイズで2回塗布します。
腕・脚 1本の直線を描くように表裏に付けます。手でらせん状に円を描くようにムラなく伸ばします。
鼻の頭や肩、背中など太陽に当たりやすい部分は念入りにするのがいいようです。
・頻度について
日焼け止めは、皮膚の上にあって効果を発揮するため、2~3時間おきに塗り直す(重ね塗り)のが理想的なようです。また、汗を拭く際や、服などに触れて日焼け止めが落ちる場合もあるため、落ちてしまったと思ったらこまめに塗り直すほうがよいでしょう。
去年のものが残っているから今年使い切ってからーとお考えの方!開封後の日焼け止めは徐々に酸化してしまうので、残っていても使用は避けたほうがいいようです。開封したら3ヶ月で使い切るのが理想的です。
紫外線とビタミンD
人間は、食事の摂取によりビタミンDを摂取していますが、それだけでは不足する場合も多いようです。そのため、人間には日光紫外線を使い自分の体内でビタミンDを作る働きがあります。皮膚にUV-Bが照射されると、皮下でビタミンDが産生されるのだとか。
とはいえ、紫外線には発がん作用があるのは事実。適度に日光を浴びるようにしましょう。どれくらい日光浴をすればビタミンDを得られるか、地域や季節、服装など様々な要因で左右されるため一概にどれくらいとは言えないようです。
いかがでしたでしょうか?UV対策をする際に参考になれば嬉しいです。
また、JISAサイトでは様々なUVケア商品を取り扱っておりますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
それでは、JISAスタッフブログでした。
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