ケルセチンとは?オキシダントケアの強い味方!
皆さん、こんにちは。JISAです。
ケルセチン(Quercetin)、ご存じでしょうか。
玉ねぎ、こしょう、エシャロット、アスパラガス、チェリー、トマト、りんご、ぶどう、ブロッコリー、ケール、ベリー、お茶など、野菜や果物に含まれるフラボノイドの一種が、ケルセチン。
食べものに含まれる成分の中で、もっとも豊富に存する抗酸化物質の一つです。
いろんな慢性疾患との関わりが指摘されている活性酸素およびフリーラジカルですが、ケルセチンは、身体がこれらと戦う/抗する働きをサポートします。
英語でいえばアンチオキシダント、オキシダントケアなんていう和製英語?もありますね。
抗酸化(=酸化を防ぐ)物質であるケルセチンが、今回のJISAスタッフブログのテーマです。
■ケルセチンとは?
上述のように、野菜や果物、穀類、柑橘類、お茶、ワインなどに含まれるフラボノイドの一種。
食材に豊富に含まれているため、平均的な食生活を送っていれば、1日あたり、10-100mgは摂取できると推計されています。
ケルセチンには、いくつかの健康メリットがあるとされ、免疫力アップ、抗炎症、抗アレルギー、運動パフォーマンスを高める、一般的な健康維持などを期待してサプリメントを摂る方もいらっしゃいます。
では、ケルセチンの健康メリットについて具体的に見ていきましょう。
■ケルセチンの健康メリット
1) 抗炎症作用?
フリーラジカルは、炎症を引き起こす遺伝子を活性化させたり、身体の細胞を傷つけます。
炎症という働きは、感染症から身体を守るのに欠かせませんが、長引く(慢性的な)炎症は、逆に身体に対して毒となり、さまざまな健康問題の引き金となります。
いくつかの研究によって、ケルセチンには炎症を軽減する作用のあることが分かりました。
リウマチ関節炎は、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊される病気。その女性患者50名を対象にした実験で、8週間にわたり500mgのケルセチンを摂った結果、早朝の凝りや痛み、動いた後の痛みなどが有意に軽減。
また炎症マーカーとして知られる腫瘍壊死因子アルファ(TNF-α)も減少しました。
2) 抗アレルギー?
ケルセチンのもつ抗炎症作用は、アレルギー症状の軽減にも役立つようです。
炎症に関与する酵素や、炎症を起こすヒスタミンのような化学物質をブロックするという動物実験、ピーナッツによってアナフィラキシー反応が起こるマウスに、ケルセチンを投与すると、その症状が抑えられたとする実験が知られています。
3) 脳疾患リスクの低減?
ケルセチンのアンチオキシダント作用は、アルツハイマー病や痴呆など脳疾患リスクを軽減するという研究も出ているようです。
アルツハイマー病のマウスに対し、2日おきのケルセチン投与を3か月続けました。結果、アルツハイマーの指標が低下し、学習テストの成績も向上しました。
4) 血圧を下げる?
日本人のおよそ3人に1人が高血圧症とされており、もはや国民病といってもいいような現状です。
「玉ねぎで血液サラサラ」とよく言われていますが、ケルセチンには、血管をリラックスさせる作用もあるようです。
高血圧のマウスに5週間ケルセチンを投与した実験では、最大&最小血圧がそれぞれ平均で18%&23%低下。
580名のヒトを対象にした実験では1日あたり500mgのケルセチンを摂取、最大&最小血圧がそれぞれ平均で5.8mm Hg&2.6mm Hg低下しました。
ケルセチンは他にも、抗老化、運動パフォーマンス向上、血糖値コントロールなどの健康メリットをもつ可能性が示唆されています。
JISAでは「ケルセチン」のサプリメントを取り扱っております。ぜひ一度お試しください。
以上、本日のJISAブログは、オキシダントケアの強い味方、ケルセチンの健康メリットいくつかのご紹介でした。
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