抗炎症によいハーブ&スパイス9つのセレクション(その1)
皆さん、こんにちは。JISAです。
本日のJISAスタッフブログは、抗炎症がテーマ(healthline参照)。
炎症は、カラダを感染症から守ったり、治癒する過程で生じる現象ですが、これが必要以上に作用して慢性化すると、逆にダメージとなります。
抗炎症は、抗酸化と同じように、カラダの若さを維持する上でとても大切で、その働きを高めるためには、食事がキーポイントとなります。とくにある種のハーブやスパイスは、体内の抗炎症作用を高めてくれます。では、見ていきましょう。
1) ショウガ
ジンジャーですね。おいしいスパイスであるばかりでなく、古くから色々な症状のケアに利用されてきました。風邪や片頭痛、吐き気、関節痛、高血圧など。漢方でも、「ショウガは百邪を防御する」などといわれています。
ジンゲロール、ショウガオール、ジンギベレン、ジンゲロンなど、ショウガには100を超える活性化合物が含まれ、抗炎症ケアをはじめ、私たちのカラダの健康維持を支えてくれます。
炎症の度合いをしめす指標(炎症マーカー)として、C反応性蛋白(CRP)や腫瘍壊死因子-α(TNF-α)があります。1010名を対象とした研究(群)で、毎日1000-3000mgのショウガを4-12週間摂り続けたところ、これらの指標がプラセボ群に比して有意に低下。また、関節の炎症が原因の骨関節炎の患者が毎日500-1000mgのショウガを摂ったところ、その症状が軽減しました。
ショウガは身近な食材ながら、万能の健康効果をしめします。JISAにて「ショウガ」で検索されれば、有用なアイテムをご覧いただけます。もっともショウガそのものをご所望の場合は、スーパーマーケットをご利用ください。
2) ニンニク
ガーリックですね。強烈な香りとテーストをもつスパイス。ニンニクも、関節炎や咳、便秘、感染症、歯痛などに良いとして古くから用いられてきました。
830名を対象とし4-48週にわたる研究17つの分析結果によると、ニンニクのサプリメントを摂取した群は、血中CRPの値が有意に低下。また別の研究によると、熟成ニンニクはさらに効果が高いとのことで、血中CRPおよびTNF-αの値がともに低下しました。
また、ニンニクは抗炎症力のほか、抗酸化力にもすぐれ、グルタチオンや活性酸素分解酵素(スーパーオキシド・ジスムターゼ)などの抗酸化物質を増やします。
JISAにて「ガーリック」でご検索ください。もっともニンニクそのものをゲットしたい場合は、八百屋で買うのもいいですね。
3) ターメリック
カレーのスパイスとして人気のウコン(鬱金)は、300もの活性化合物を含んでいます。メーンとなるのは、やはりクルクミン。強力な抗炎症作用を発揮します。
1223名を対象とし3日-36週にわたる研究15つの分析結果によると、毎日112–4000 mgのクルクミンを摂ることで、CRPなど複数の炎症マーカーの値が有意に低下。また、骨関節炎(変形性関節症)の患者にクルクミンのサプリメントを与えたところ、なんとイブプロフェンやジクロフェナクなどの非ステロイド系抗炎症薬 (NSAIDs)と同等の鎮痛効果がみられました。
クルクミンはターメリック中、重量にしてわずか3%ほどしか含まれず、吸収性もあまり良好ではありません。しかし黒コショウ(ピペリン)と一緒に摂ると、吸収性が最大2000%アップします。
JISAで取り扱いのクルクミンサプリには、黒コショウエキス入りのものもあります。「クルクミン」で検索ください。
また「クルクミンのパワー!その健康上のメリットについて」もご参照ください!
4) カルダモン
コーヒーにとても合うスパイスですね。カルダモン、名前もロマンチック。そのサプリメントを摂ることで、CRPやIL-6、TNF-α、MDAなど種々の炎症マーカーの値が低下する、抗酸化作用が90%上昇するとされています。
前糖尿病の方80名を対象にした8週間にわたる研究では、毎日3gのカルダモンを摂ることで、CRP、IL-6、MDAの値が有意に低下。非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の患者を対象にしたものでも、同じように炎症マーカーの値は低下しました。
以上、本日のJISAスタッフブログは、抗炎症作用にすぐれたハーブやスパイスのご紹介(その1)でした。次回は、(その2)をお送りいたします。
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