コエンザイムQ10の健康メリット9つ(その1)
皆さん、こんにちは。JISAです。
本日のブログのテーマは、JISAでも複数取り扱いのある、
「コエンザイムQ10(CoQ10)」(healthline参照)。
今回は、こちらをご紹介するのが目的です。
■コエンザイムQ10(CoQ10)とは?
「エンザイム」は酵素、「コエンザイム」は補酵素の意。
ある酵素の働きを助ける補酵素Q10番、みたいなイメージです。
CoQ10は自然に体内で生成され、
細胞内のミトコンドリアに貯蔵されています。
「細胞のエネルギー工場」であるミトコンドリアが
エネルギーを作り出すとき、CoQ10が必要となります。
つまりCoQ10は、生きとし生けるものの根本である、
エネルギー生産を支えているわけです。
そしてもう一つ、CoQ10の大切な役割は、
抗酸化物質として、細胞を酸化ダメージから保護すること。
ひとのカラダを構成する細胞のトータル数は、
約37兆個と膨大なものですが、一部、赤血球など例外をのぞき、
ミトコンドリアは殆ど全ての細胞内にあり、そこでCoQ10は働いています。
CoQ10の別名は、「ユビキノン」。
たまに耳にする「ユビキタス社会」という言葉のユビキタスは、
「いつでも、どこでも」という遍在性を意味しており、
ユビキノン=CoQ10も細胞のあるところ、カラダのいたるところ
全域にわたって、遍く(あまねく)存在しています。
要するに、コエンザイムQ10は、ある意味、
どこにでもある、ありふれた、無くなることが想定されていない、
生き物が生きていく上で欠かすことのできない分子なのです。
前述のとおり、CoQ10は、エネルギー生産&抗酸化という、
二つのきわめて重要な働きを担っているので、
CoQ10のレベル低下が、多くの慢性疾患と結び付いてしまうのは、
特段、驚くべきことではありません。
サプリメントを推す際よく言われることですが、
CoQ10も、加齢とともに少なくなっていく成分なので、
適切な食生活と同時に、サプリでCoQ10oを補いましょう!
元気&活力あふれる健康維持に役立てましょう!
というわけです。
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では、コエンザイムQ10の健康メリットを見ていくことにします。
1) 心不全のケア
日本人の死因第1位は「がん」ですが、米国人は「心臓病」。
心不全は、冠動脈疾患や高血圧などによって、
心臓と結ばれた動脈や静脈が酸化ダメージを受けたり、
炎症が起きることで発生します。
心臓に関わる血管が正常に収縮・弛緩できなくなると、
全身に血液を送り出すことができません。
420名の心不全患者を対象にした研究では、
CoQ10を2年にわたり投与したところ、症状が良くなり、
また心臓病が死因となるケースが減少。
641名を対象に1年間、CoQ10またはプラセボを投与した研究では、
CoQ10グループは、心不全の悪化の頻度が下がり、
これにまつわる重篤な合併症も減りました。
コエンザイムQ10が、エネルギー生産を適正化し、
酸化ダメージを軽減したことで、心臓機能の改善につながったと考えられています。
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2) 受胎および生殖力を高める
妊孕性(にんようせい)とは、妊娠しやすさを示す言葉ですが、
女性は加齢とともに、卵子の量と質が低下し、妊孕性も低下します。
これにCoQ10が直接関係しています。
CoQ10の生産が減ると、卵子を酸化ダメージから、
効果的に保護できなくなり、その劣化がすすむからです。
男性も同様。加齢とともに少しずつ精子が劣化していきます。
ある研究では、コエンザイムQ10をサプリで摂ることで、
精子の質と活動性が改善し、濃度も上がったとのこと。
CoQ10のもつ抗酸化パワーのおかげというわけです。
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3) 肌を若々しく
肌は、人体最大の臓器(器官)。
細胞ダメージ、ホルモンバランスの崩れなど内側から、
紫外線、大気汚染などの環境要因は外側から、
さまざまなダメージに晒されています。
コエンザイムQ10を直接肌に塗布することで、
これら内側と外側からのダメージを軽減することができます。
肌細胞のエネルギー生産&抗酸化による保護力を高めることによって。
CoQ10のレベルが低い人は、皮膚がんを発症しやすいという報告もあります。
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4) 頭痛を緩和する
ミトコンドリアの機能がおかしくなると、
フリーラジカルの生産が過剰になり、抗酸化による保護力も低下します。
これが脳内のエネルギー不足を招き、頭痛を引き起こします。
コエンザイムQ10は、細胞のミトコンドリア内に存し、
その機能向上をサポートしているので、
頭痛の緩和にも有用と言えます。
42名を対象にした研究では、CoQ10はプラセボに比べ、
片頭痛の緩和に対して3倍効果的だったそうです。
また、片頭痛に悩む方に、CoQ10不足が見られました。
CoQ10不足の方1550名に、CoQ10を摂ってもらうと、
重い頭痛がましになる、少なくなるという結果が出ました。
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以上、本日のJISAブログは、
コエンザイムQ10の健康メリットのご紹介でした。
来週は、残り5つをご紹介いたします。
今後ともJISAをよろしくお願い申し上げます。
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