奇跡の木モリンガ、男性の健康に良いこと４つ？

皆さん、こんにちは。JISAです。

本日のブログのテーマは、ミラクルツリーとも呼ばれる

モリンガ（Moringa）の、男性の健康に良いこと４つについて（healthline）

 

昨年の今頃も、このモリンガを取り上げました。

夏の終わり、モリンガで元気いっぱい！

 

今回はとくに、モリンガに秘められた、

メンズヘルス向けの恩恵４つをご紹介いたします。

 

 

1）前立腺の健康に良い？

モリンガの種や葉には、グルコシノレートと呼ばれる

化学物質が豊富に含まれています。

ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜に多く、

がん予防に資する？とも言われている成分です。

 

試験管を使ったある研究では、

モリンガの種から得られたグルコシノレートが、

ヒトの前立腺がん細胞の成長を阻害しました。

 

男性は、加齢とともに前立腺が肥大し、

排尿が困難になるケースがあります。悪性でない場合、

俗にBPH、良性前立腺肥大症（過形成）といわれる症例ですが、

モリンガはこれを防ぐ可能性が指摘されています。

 

ある実験で、BPHを誘発するため、

テストステロンを４週間にわたってマウスに投与。

投与前にモリンガ葉エキスも与えられたマウスは、

前立腺の重量が有意に減少。

さらに、前立腺特異抗原（PSA）レベルも減少。

健康診断でもおなじみのPSAは、これが高いレベルになると、

前立腺がんリスクも高いことを示す指標です。

 

まだ動物実験の段階ですが、

モリンガが前立腺の健康に良い可能性が示唆されています。

 

 

2）勃起不全（ED）のケアに良い？

高血圧や糖尿病、血中の脂肪過多などが原因で

血のめぐりが滞って、勃起不全となるケースがあります。

 

モリンガ葉には、血流を改善するポリフェノールが含まれています。

血管をなめらかにするNO（一酸化窒素）を増やし、

血圧を下げることによって、めぐりを良くします。

 

モリンガ種子エキスを投与したマウスが、

めぐりの良好化によってペニスの平滑筋が弛緩した

とする実験結果もあります。

が、まだヒトを対象にした研究はありません。

 

 

3）生殖能力を高める？

妊活（妊娠活動）、不妊治療において、

男性側に原因があるケースは約40％といわれています。

精子の生産量が少ない、精子の運動性が低い、

などがよくある原因です。

 

カラダの酸化（錆び）によって、精子生産が低下し、

精子のDNAにダメージがおよびます。

だから抗酸化物質を摂ることが大切になりますが、

モリンガの種や葉は、抗酸化物質を豊富に含有しています。

 

ウサギを使った実験では、

モリンガ葉パウダーの投与によって、

精子の量、数、運動性が有意に向上。

マウスを使った実験でも、同様の結果が出ています。

 

惜しむらくは、ヒト対象の実験が未だないことで、

有望な可能性が示唆されるばかりです。

 

 

4）血糖値のケアに良い？

食後、血糖値を下げるために、

インスリンというホルモンが膵臓から分泌されます。

２型糖尿病は、このインスリンを十分に産生できない、

効率よく利用できないことで生じる疾患です。

 

糖尿病は、女性より男性に多いとされています。

男性は内臓まわりに余計な脂肪がつきやすく、

これがインスリンの効力を下げるので、

糖尿病リスクが高くなります。

 

マウスを使ったいくつかの実験では、

モリンガの種と葉のエキスを投与することで、

インスリン産生および糖の細胞への取り込みが増加し、

血糖値が下がるという結果に。

 

10名の健常者と17名の２型糖尿病患者を対象に、

食事時に20gのモリンガ葉パウダーを投与した実験では、

糖尿病患者の食後の血糖値は低下しましたが、

健常者のそれに影響はありませんでした。

 

繰り返しになりますが、ヒトを対象とした

大規模で精度の高い研究が俟たれるところです。

 

以上、本日のJISAスタッフブログは、

奇跡の木、モリンガのもつ、男性の健康に良いこと４つでした。

 

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