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高血圧の話(1):なぜ血圧は高くなるのか?

皆さん、こんにちは。JISAです。

本日のJISAブログは、「高血圧」についてです(MNT参照)。

 

しかし今回のテーマ、すこし分量が多くなりそうなので、

二回に分けさせていただきます。

 

毎年の健康診断、皆さん、受診されていますか?

「ちょっと血圧が高かった…」なんて方もいらっしゃるかもです。

 

血圧とは、「血液が血管壁を押す力」のこと。

血液が血管壁を押す力(圧力)の高い状態がつづくと、

血管壁にじわじわとダメージが及ぶようになります。

血管が硬くなったり、詰まったり、破れたり、とてもヤバイです。

高血圧に健康リスクがあるのは、このためです。

 

高血圧は英語で、hypertensionとも言います。

ハイパーテンション、つまり過度の緊張というわけです。

血管だって、過度の緊張がずーっとつづけばヘトヘトになります。

全身を駆け巡る血管がヘトヘトに疲弊すると、

いずれ身体全体に悪影響が及ぶだろうことは、

容易に想像がつきますよね。

 

■なぜ血圧は高くなるのか?

では、なぜ血圧が高くなるのか、その要因は数々あります。

 

1)年齢

ま、そりゃそうでしょう。血管の老化というわけです。

 

2)家族歴(家系)

高血圧は、遺伝的な要因も大きいようです。

 

3)気温

気候が温かいと血圧は下がり、寒くなると血圧は上がります。

寒冷な地域にお住まいの場合、どうしても血圧は高くなります。

 

4)民族的な背景

人種による違いです。どうも統計によると、そういう要因もあるようです。

 

5)肥満

身体が嵩張る(かさばる)と、心臓の血液を押し出す力も高まりそうですよね。

 

6)男女差

高血圧は、成人女性より成人男性に多いです。

が、60歳以上になると同等になるようです。

 

7)運動不足

運動不足、デスクワーク中心は、高血圧のもと。

 

8)喫煙

たばこを吸うと血管が狭くなります。

さらに血中の酸素量が減るので、心臓がこれを補おうと拍動を速めます。

血管が狭くなる+拍動が早まる=高血圧、というわけです。

 

9)アルコール摂取

定期的に飲酒癖のある方は、そうでない方より、最大血圧(収縮期血圧)が高いです。

 

10)塩分摂取

塩分を摂り過ぎると、血圧は高くなります。

これを説明すると長くなるので、ここでは端折ります。

 

11)脂肪摂取

脂肪摂取が増えると、血圧は高くなりますが、

脂肪の量よりも質が問題だと、栄養士の方々は言います。

植物&魚由来の油脂は良いが、動物由来の飽和脂肪、トランス脂肪は悪いそうです。

 

12)精神的なストレス

ストレス、とくに長期にわたりストレスが続くと、血圧は高くなるようです。

高血圧は、過度の緊張なわけですから…。

 

13)糖尿病

糖尿病のⅠ型とⅡ型を問わず、

高血糖は高血圧のリスクファクターとされています。

インスリンなどで血糖値を調整することで、このリスクを減じることができます。

14)乾癬

乾癬は免疫系の異常が関わる、皮膚疾患です。

研究によると、乾癬と高血圧(および糖尿病)には高い相関があるようです。

 

15)妊娠

妊婦はそうでない女性より、高血圧になるリスクが高まります。

 

さて、見てきたとおり、高血圧の原因はさまざまです。

日本ではよく、塩分の摂り過ぎが原因で…と言いますが、

ややステレオタイプかもしれません。

確かにそれも主因子の一つなのでしょうが、

どうもそれだけではないようですね。

 

血圧が高くなると、血管は高い圧力に耐えようとして壁を厚くします

血管壁が厚くなると、血管に柔らかさがなくなり(硬くなり)ます。

硬い血管は破れたり、詰まったりしやすくなります。

脳や心臓の血管がこんなふうになると、致命的です…。

 

さて、今回のJISAブログはこのへんまでとし、

つづきは来週とさせていただきます。

JISAにて「高血圧」で検索いただくと、

じつに沢山のアイテムをご覧いただけます。

ここでは二点ほどご紹介して、今回のブログを〆させていただきます。

 

ジェネリックオルメテック

 

ディオバンジェネリック

 

(つづきは来週…)

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