緑茶orコーヒー、健康に良いのはどっち?
公開日:
JISA, JISAからのお知らせ
皆さま、こんにちは。JISAです。
アフタヌーンティー、といえば英国の習慣ですが、毎日の生活にティータイムをもつことで心と身体にゆとりが生まれ、とてもいいものです。
さて本日のJISAスタッフブログは、緑茶とコーヒーを比べて健康に良いのはどっちなのか?についてです(healthline参照)。
たとえば江戸時代の日本であれば、緑茶を飲む人はいても、コーヒーを飲む人は殆どいなかったでしょう。しかし現代は、緑茶もコーヒーもごく普通に飲まれており、どちらを飲む頻度が多いか、それは皆さま個々人それぞれかと推察されます。
さて、緑茶とコーヒー、健康に良いのはどっちでしょうか。結論からいうと、それぞれの特徴をふまえつつ飲めば、どちらも健康増進にたいへん有用です。
■カフェイン
緑茶やコーヒーに含まれる成分の代表格は、やはりカフェインでしょう。含有量は、コップ1杯(240ml)のコーヒーには96mg、緑茶だと29mgのカフェインが含まれています。コーヒーの方が約3倍多いですね。
カフェインの効用は何でしょうか。
・活力、注意力、集中力、覚醒度のアップ
・心身の疲労軽減
・機敏さ、正確さのアップ
・運動パフォーマンスのアップ
・記憶力や気分の改善
など、心身両面における「アップ」が期待できます。とりわけ脳(神経)の保護にすぐれているとされ、痴呆や退行性(変性)疾患のリスク軽減をサポートします。
JISAブログ「もっとも身近なアッパー系アイテム!?」もご参照ください!
■アンチオキシダントが豊富
活性酸素やフリーラジカルは、体内で有害な作用をもたらして老化を進めますが、アンチオキシダント(抗酸化物質)は、これらの酸化作用(サビつかせる力)を強く打ち消します。だからいつまでも若さを維持するためには、アンチオキシダントな食材を心掛けて摂る必要があるのです。
コーヒーや緑茶には、ポリフェノールと呼ばれるアンチオキシダントが豊富に含まれています。コーヒーのクロロゲン酸(CGA)と緑茶のエピガロカテキンガレート(EGCG)はよく知られており、動物実験で抗がん作用(また抗炎症作用)のあることが分かっています。
■ダイエット効果
コーヒーのCGAおよび緑茶のEGCGには、ダイエット(体重を減らす)効果もあるようです。動物実験ですが、CGAには、血中のコレステロールやトリグリセリド、インスリンのレベルを下げる働き、またEGCGには、内臓脂肪の分解を促すことで体重減をもたらす働きのあることが判明しています。
EGCGはまた、腸内の善玉菌を増やす作用があり、これによってインスリン感度が上がり、脂肪燃焼をサポート。またカフェインも、食欲を抑制する、カロリー消費を増やす、などの働きにすぐれます。
■テアニンでリラックス
緑茶には、L-テアニンというアミノ酸が含まれています。脳に作用して、冷静さ、注意深さ、リラックスをもたらします。不安な気分のとき、ゆっくり緑茶を飲むと、なぜかホッコリ落ち着けるものですが、テアニンのおかげでしょうか。
■デメリット?
コーヒー、緑茶ともにいろいろな健康メリットのあることがお分かりいただけたかと思いますが、場合によってはデメリットもあり得ます。
コーヒーに砂糖やクリーム、シロップを入れて飲む方がおられます。少量ならまだしも、多量になると、体重増や2型糖尿病、心臓病、虫歯を招くおそれがあります。またカフェインも摂り過ぎると、不安や不眠、パニック障害を招くことがあり、メリットよりデメリットが大きくなります。
■どっちが良いの?
緑茶、コーヒーともに、これらに含まれるカフェインとアンチオキシダントによって、数々の健康メリットを享受することができます。
しかしながら、不安感の強い方、寝つきがわるい方は、コーヒーより緑茶がベターかもしれません。覚醒成分のカフェインが少なく、リラックス成分のテアニンが含まれているからです。逆に、気分をシャキッとさせたい、運動パフォーマンスを上げたい、などという方はコーヒーの方が良いでしょう。
どっちが良いかは、結局、あなた次第ということになりそうです。
以上、本日のJISAスタッフブログは、緑茶とコーヒーを比べて健康に良いのはどっち?についてでした。JISAにて、「カフェイン」、「テアニン」、「グリーンティー」などで検索されますと、有用なアイテムをご覧いただけます♪
関連記事
-
-
いつもダルいのはなぜか?
皆さん、こんにちは。JISAです。 Medical News Todayと
-
-
行列店のスイーツをJISAでゲット!
お正月ムードも落ち着いてまいりましたね。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 私はといいますと、
-
-
JISAでおトクにご注文!会員ランク&ポイント制度ご紹介
皆さん、こんにちは。JISAです! 今回のJISAブログでは、タイトルどお
-
-
在宅時のストレス食いを防ぐ方法13つ(その2)
皆さん、こんにちは。JISAです。 全世界的に、新コロナ禍はいぜんとして進行形ながら、
-
-
血とココロまで、めぐる秋。
ちょっと湿っぽい日が多くなった、今日この頃。 皆様は、いかがお過ごしでしょうか。 今年の夏が
-
-
師走のストレスに負けない!おすすめサプリメント7選♪
皆さん、こんにちは。JISAです。 師走になりました。なにかと忙しい毎日が続きそうな予感…。
-
-
ビタミンDが有用!?過敏性腸症候群に♪
皆さん、こんにちは。JISAです。 まだまだ寒いですね~! などとい
-
-
バレンタインのお返しも、JISAにおまかせ♪
こんにちはJISAです。 3月に突入し、少しずつ暖かい日が続くようになりま
-
-
風邪に負けないカラダ作りにはコチラ!
皆さん、風邪やインフルエンザの対策は万全ですか。 今年の冬は、これらの病気になりにくいカラダ作りを