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睡眠6時間神話、信じているのは日本人だけ⁉

皆さんこんにちは。JISAです。本日3月18日は世界睡眠デー。睡眠医学があまり発達していない地域の教育促進など、眠りに関する知識を広める日とされています。そこで今回は誤った知識を改めて正そうということで、私たちに馴染み深い睡眠6時間説のウソについて解説したいと思います。

日本だけで流布する睡眠6時間説

「体の疲れを取るには1.5時間の周期で寝るといい。」このような話を聞いたことがあるのは私だけではないはず。1.5の周期だから、3時間、4.5時間…。これじゃ少なすぎるから、最低6時間眠れば大丈夫。そんな睡眠に関する神話。これがウソであることが、米大学の日本人准教授によって明らかにされました。

日本では1.5時間周期で眠ると良いと言われており、そのため「6時間」がきりのよい数字と思っている人が多い。つまり、睡眠時間を6時間確保できるとよく眠れたと考え、それ未満だと少し眠り足りないと考えている人が多いようである。しかしこの「睡眠時間6時間神話」は実は間違いなのである。ちなみに私の周りのアメリカ人でこの1.5時間周期の話をする人はいないので、これは日本独自の「神話」であるようだ。

なんということでしょう!何を隠そう筆者もこの説を信じていた一人で、学生時代は7時間寝るくらいなら6時間で起きた方がいいとさえ思っておりましたw

今考えると、常に眠かったのはそのせいかもしれません(いや、違うか…)

さらに記事を読み進めると、この神話がなぜ生まれたかという理由も説明されていました。まとめると、レム睡眠(脳が活発に動いている)とノンレム睡眠(脳が休息している)が90分周期で訪れるため、そのタイミングで起きると目覚めが良いという理屈から来ているようです。

レム睡眠とは…脳が活発に動いている状態で眠りは浅い。眼球がピクピクと動くことからREM(Rapid Eye Movement)睡眠と呼ばれる。
ノンレム睡眠とは…脳が休んでいる状態で眠りは不快。眼球は動かない。

しかしここで要注意!それは、2つの睡眠モードは平均して90分間で交代するということ。実際の周期にはかなりの個人差があるとされています。たしかに何時間眠れば十分かというのは、人によって違います。ショートスリーパーって言葉がありますよね。極端に短い睡眠で済んじゃう人のこと。有名なところでいうと、芸人の明石家さんまさんなどは1日3~5時間くらいしか眠らないそうです。いやはや、おそるべし…。

私が同じことをやったら間違いなく体を壊します。

じゃあ何時間眠ればいいの?

こんな具合にだいぶ個人差があるので一概には言えませんが、ある程度の指針が欲しい。そう思ったので、ちょっと調べてみるとアメリカの国立睡眠財団(National Sleep Foundation)が以下のような目安を示していました。

1日あたりの推奨睡眠時間
新生児(0~3か月):14-17時間
乳幼児(4~11か月):12-15時間
幼児(1~2歳):11-14時間
未就学児童(3~5歳):10-13時間
学齢児童(6~13歳):9-11時間
10代(14~17歳):8-10時間
若年成人(18~25歳):7-9時間
成人(26~64歳):7-9時間
高齢者(65歳以上):7-8時間

6時間未満の数字はどこにもないですね(笑)

これを見ると、幼児までは一日の半分くらい寝る必要があります。小学生になると9-11時間。朝7時に起きると仮定すると夜9時ごろには寝た方がいいようです。(なかなか難しそうですがw)成人は、だいたい7-9時間の睡眠が必要なんですね。

眠らない国日本

さて以上の点を踏まえて、我がニッポンを見てみると面白いことが分かります。それは、日本=世界有数の眠らない国であるという事実。

医療機器大手フィリップス・ジャパンが昨年行った調査では、イギリスや韓国など13カ国のうち、日本は5年連続で最短。平日の平均は6.2時間だったようです。推奨される7-9時間には遠く及びません。

(参照:フィリップス・ジャパン

睡眠不足が続くと仕事のパフォーマンスが下がるほか、病気にかかりやすくなるなどのリスクが増え、経済損失は15兆円になるともいわれています。もはや、国としても看過できない数字です。

(参照:NIKKEI STYLE

まとめ

ですので、まずは一人ひとりがちょっと長めに睡眠をとろうとすることが大切。6時間眠れば十分というような説を信じることなく、体を労わりながら生活するといいですね。睡眠はすべての健康の柱となるもの。みなさんの快眠を祈って。以上、JISAがお送りしました。

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