コロナに効くのか!?抗寄生虫薬イベルメクチン
皆さん、こんにちは。JISAです。
新型コロナの爆発的な感染拡大がみられたインドで、イベルメクチンという薬を使用すると感染者が激減しましたが、WHO(世界保健機関)による「使用するな」との警告を受けて、使用を止めると感染者が急増。これを受けて再使用を始めるとまた感染者がなんと減少。怒ったインドの弁護士会がWHOに対して「ふざけんな、刑事訴訟も辞さない!」と告訴した…というようなニュースをきいて、イベルメクチンって何ぞや?と思ったのは筆者一人ではないでしょう。
フィラリアの薬、イベルメクチン
西郷隆盛の最期は、西南戦争時の自決でした(斬首させた)。首は検分を受けたあと埋葬されましたが、遺体はまわりの戦死者累々の中に残されました。どの屍(しかばね)が西郷かと探したところ、すぐにそれと知れたそうです。巨大な陰嚢のためでした。
西郷は若いころ、当時の薩摩藩主だった島津久光と折り合いが悪く、沖永良部島に流罪となり、劣悪な環境のもと、今でいうフィラリアに感染。これが原因で象皮症になり、陰嚢が巨大化していたと言われています。和服姿のイメージが強い西郷どんですが、このことと無関係ではないでしょう。
歴史にIFはありませんが、そのころ抗寄生虫薬イベルメクチンがあったなら、幕末から維新にかけてビッグな功績を残した西郷の陰嚢もビッグになるようなことはまずなかったはずです。
タイに住む友人の話
昨今、インドネシアやタイなど東南アジア諸国で、デルタ株蔓延による感染の拡大が顕著になってきています。筆者にはタイに住む友人がおり、タイ国内における外国人のワクチン接種は早くても10月とされていることから、不安を感じた友人は、さっそくイベルメクチンを当地の通販で購入したそうです。1錠5mgの100錠入りが70バーツ=約235円と、激安。家畜用とされるイベルメクチンだそうですが、友人はイベルメクチンはイベルメクチンだ、まあ大丈夫だろハッハハと笑っていました。
タイの友人曰く、まず服用することはないだろう、一日あたり1万人超えの感染者が出ているタイ国内とはいえ、まさか自分がかかることはないだろう(正常性バイアス)、しかし万が一に備えて、イベルメクチンを用意することにしたそうです。家畜用とはいえ、イベルメクチンはもともと副作用がほぼ無く、抗寄生虫薬としてヒトへの服用実績は37億回、服用量さえ誤らなければ問題ないだろう、どうせ服用することもないだろうし…ハッハハ。
と、楽観的なタイの友人ですが、イベルメクチンについては、寄生虫の薬!動物用!だからキケン!みたいなネガティブキャンペーンがはられている印象。薬価の安いイベルメクチンの有効性を認めたくない一部の社会勢力が存在するとの噂もあります。後ほどご紹介しますが、イベルメクチンの開発者である大村智博士は、「至誠天に通ず」として、「真理がやがて明らかになり、うそは負ける」と述べられています。
ようやく臨床治験が開始
今月7月になってようやく、イベルメクチンの臨床治験が日本で開始との報道がありました。先に述べたインドや中南米など世界における、同剤のCovid-19に対する可能性が注目を集めたことを受けてです。
JISAユーザーのご参考に、四つの記事を挙げさせていただきます。
「イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め」
とても分かりやすい記事。イベルメクチンの毀誉褒貶を一覧できます。
「人命より利権か。イベルメクチンが厚労省に承認されると困る人々」
イベルメクチン承認をめぐる「利益重視、人命軽視」に義憤をおぼえない人はいないでしょう。
「本誌独占!ノーベル賞学者・大村智博士が激白45分「予防はワクチン 治療はイベルメクチン」〈サンデー毎日〉
イベルメクチンの開発者である大村智博士本人へのインタビュー。「至誠天に通ず」など、博士の言葉がいちいち重い。胸の熱くなる、素晴らしい良記事です!
756)イベルメクチンは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防と治療に有効か?
筆者はこの「漢方がん治療」を考えるサイトのファンなのですが、ここでも銀座東京クリニック院長であられる福田一典先生が、イベルメクチンの有効性について述べられています。イベルメクチンは脂溶性なので、脂肪の多い食事で吸収が高くなるというアドバイスもありがたい!
以上、本日のJISAブログは、コロナに効く(かもしれない)イベルメクチンについてでした。筆者も不勉強で知らないことが色々あったのですが、やはりリサーチをして、自分の頭で考えるようにしないといけませんね。
JISAにて「イベルメクチン」で、ご検索ください。
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