膝関節炎に効く?ターメリックのススメ♪
皆さん、こんにちは。JISAです。
膝が痛む…。階段の上り下りがつらい…。
加齢につれ、膝の関節が変形したり、炎症を起こしたりして、痛みや腫れの生じることがあります。
米国の話ですが、ある調査によると、60歳以上の方になると、男性は10%、女性は13%が膝の関節炎なのだそうです。
2006年の調査では、米国全体でも約20%の方が軽度から重度まで何らかの不具合が膝にあるとのこと。
重量級の方が多くいらっしゃるお国柄、さもありなんというデータですね。
日本でも、中高年になると、膝の痛みを訴える人が増えてきますが、今回のJISAスタッフブログは、そんな皆さまへの朗報?です。
![](http://xn--jisa-om4cti0fz57xywza.com/wp-content/uploads/2020/10/86de6191556d9f0f84bc2c77fa332779.jpg)
あのカレーの黄色の元になっている香辛料「ターメリック」が、膝の関節炎に有用かも?というのが、本日のテーマ(healthline)。
ターメリックに含まれる主成分クルクミンについては、
を取り上げましたので、こちらもご参照ください♪
■ターメリック、抗炎症パワーあり
ターメリックは、インドはじめ南アジアで古くから用いられているスパイス(香辛料)。
食材としてポピュラーながら、薬として治療に利用するのは、あまり一般的ではないかもしれません。
しかしターメリックは、紀元前15世紀もの昔から、アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)において、その薬効の高さが重宝されてきた歴史をもちます。
そんなターメリックの薬効の秘密は、これに含まれるクルクミンと呼ばれる成分で、抗炎症&抗酸化の働きにすぐれるとされています。
ある研究では、ターメリックと抗炎症薬のジクロフェナクを比較しました。
「ボルタレン」の名でも知られる、腫れや痛みをやわらげ、熱を下げる薬です。
膝に痛みを抱える139名の被験者を対象とした無作為化試験で、1日3回500mgのクルクミンを投与したグループと1日2回50mgのジクロフェナクを投与したグループでは、両グループともに、痛みを軽減する効果が見られました。
クルクミンは抗炎症薬のジクロフェナクと同様の効能があり、さらに、忍容性(トレラビリティ)も高いという結果も出ました。
(忍容性が高いということは、副作用が少ないということ)
NSAID(非ステロイド抗炎症薬)であるジクロフェナクは、胃腸症状などの副作用がしばしば懸念される薬。
なので、忍容性が良いクルクミンは、その代替として利用できるメリットがあると言えるのかもしれません。
ターメリックは植物の一種。
これに含まれる植物栄養素のクルクミンには、さまざまな健康メリットがあります。
今回のJISAスタッフブログは、抗炎症の働きによって、膝の痛みをケアできる可能性が示唆されているターメリック(クルクミン)のご紹介でした。
JISAにて、「ターメリック」、「クルクミン」で検索いただけましたら、いくつかの有用なアイテムをご覧いただけます。
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